トイトレを進めたいけど、なにから始めたらいいかわからない、そんな声はよく聞きます。
そんな時、ゆるっとプレトイトレから始めてみるのはどうでしょうか?
この記事を読めば、トイトレのイメージがつき、保健師のおすすめグッズもわかります。
続編の「1週間でトイトレ完了する方法」の記事も作成予定です!
- トイトレは何歳から?目安のチェックリストとおすすめの季節
- プレトイトレとは?何歳から始めていつまでに完了するのか
- プレトイトレの進め方!ポイントは誘導時間のタイミングを知ること
- トイトレノイローゼになっていませんか?怒ってしまう、イライラする日はオムツに。
- プレトイトレを進めるための保健師おすすめグッズ
- トイトレおすすめグッズ① おまると補助便座一体型のもの
- トイトレおすすめグッズ② おまるシート
- トイトレおすすめグッズ③ 踏み台
- トイトレおすすめグッズ④ トレーニングパンツ
- トイトレおすすめグッズ⑤ 脱いだり着たりしやすい大きめの服
- トイトレおすすめグッズ⑥ ハンドタオル
- トイトレおすすめグッズ⑦ トイトレ用の絵本(ノンタンなど)
- トイトレおすすめグッズ⑧ キャラクターのイラストやポスター
- トイトレおすすめグッズ⑨ ごほうびシール
- トイトレおすすめグッズ⑩ シール台紙(無料ダウンロードも手作りもOK!)
- トイトレおすすめグッズ⑪ ぞうきんやタオル(床拭き用)
- トイトレおすすめグッズ⑫ 蓋つきバケツ
- トイトレおすすめグッズ⑬ 消臭剤
- トイトレおすすめグッズ⑭ タイマー
- トイトレおすすめグッズ⑮ トレパンマン ~どうしても失敗したくない時に
- プレトイトレの進め方で参考にした本
- プレトイトレ進め方のまとめ
トイトレは何歳から?目安のチェックリストとおすすめの季節
トイトレの目安は2歳ごろ。おしっこを膀胱にためる筋肉が発達してくるからです。
おすすめの季節は夏。
洗濯物が早く乾くこと、少しの間ズボンを脱がせたままでも寒くないこと、おまるの便座がひんやりしないこと、が理由です。
また、冬場は、寒くて汗をかきにくい分、おしっこの量が多くなりがちで、トイレの回数が多くなります。
さらに、以下をすべて満たしていることが条件です。
プレトイトレとは?何歳から始めていつまでに完了するのか
プレトイトレとは、トイトレに入る前の準備段階のことをいいます。
この記事で紹介するプレトイトレを丁寧に行い、トイトレをすれば、なんと1週間でトイトレが終わります。
子どもと大人のペースでのんびりすすめるよりも、集中してトイトレを進めるほうが、損をせずコスパもよくなります。
なぜなら、
こんなにメリットがあるんです!
トイトレはいかに集中して取り組み短期間で済ませるかが大切です。
そのために、あらかじめ便利なグッズをそろえて、プレトイトレを日常から意識しておきます。
プレトイトレとしては、本格的なトイトレを始める3~6か月前くらい、つまり1歳6か月頃から子どもの様子をみて徐々に意識を始めるのがいいです。
プレトイトレの進め方!ポイントは誘導時間のタイミングを知ること
おしっこがでるとすっきりすることを伝える(0歳から➡1歳6か月からステップアップ)
0歳から始められます。「おしっこがでてさっぱりしたね」「おむつがきれいになって気持ちいいね」と前向きな言葉で話しかけます。
おむつ替えを嫌がる時期もあるのですが、怒ると逆効果。おむつ替えが嫌になってしまいます。
うちでは、絵本やお人形で誘ったり、どうしてもだめな時は高い高いやこちょこちょで無理やり笑わせておむつ替えをしました。
さらに、1歳6か月ごろからは、「食べたものがおしっこやウンチになること」「元気の証拠であること」を伝えられるといいです。
おしっこやウンチがでたら教えてもらう(1歳6か月頃から)
1歳6か月ごろからできるようになります。
言葉ではなくても、オムツやおしりふきなどを指さしたり、おむつ替えスペースに連れて行こうとしたりするサインもでてきます。
オムツをこまめに交換する➡トイトレ誘導時間のタイミングがわかる!(何歳でも)
親子でおしっこのでるタイミングをつかむため、こまめにオムツを交換します。
おしりかぶれの予防にもなります。
特に
- 朝や昼寝から起きた時
- ご飯の前後
- おでかけの前後
はおしっこが出ることが多いので、チェックします。
いつも同じ場所でおむつ替えをする(0歳から)
できればトイレで替えるとトイレに慣れることができていいのですが、うちではスペースの都合もあり、リビングの片隅にジョイントマット+おむつ替えシートをセットしています。
※夜や新生児の頃はベッドでおむつ替えしてOKです。
大人と一緒にトイレに行く(1歳頃から)
1歳の歩けるようになったころからできます。
嫌がるときは無理にしなくていいですが、少しずつトイレに誘ってみます。
わかりやすく簡単な言葉で説明をします。例えばこんな感じです。
- 「ママはおしっこをしたくなったから、一緒にトイレに行こう」
- 「お兄ちゃんお姉ちゃんになるとトイレでおしっこをするよ」
- 「お洋服を脱ぐね」
- 「トイレに座っておしっこをするね」
- 「○○ちゃんはおまるに座ろうね」(オムツのままでOK)
- 「おしっこがおわったから服を着るね」
- 「一緒に手を洗おうね」
- 「手を拭いて乾かそうね」
濡れると乾くの違いを教える(1歳頃から)
トイレの後に一緒に手を洗うとき、「水で流して濡れたね」「タオルで拭いて乾いたね」と濡れると乾くの違いを強調して説明します。
他にも、洗って濡れた洗濯物、乾いた洗濯物を触ってもらい、説明することもできます。
これは、乾いた状態のほうがすっきりして気持ちがいいことを体感してもらうためです。
おもらしのままだと気持ちが悪いと理解するのに役立ちます。
ほめる練習をしておく(0歳、特にイヤイヤ期の始まる1歳半頃から)
トイトレでは具体的に行動をほめてやる気を伸ばします。全力で子どもの機嫌をとりにいきます。
本格的なトイトレが始まる前に、パパママもほめちぎり方の練習をしておきます。
ほめ方は例えばこんな感じです。
トイトレノイローゼになっていませんか?怒ってしまう、イライラする日はオムツに。
怒るのは逆効果。トイレに対して悪いイメージがついてトイトレが進まなくなります。
わかっていても、何度もイヤイヤされたり、自分も寝不足だったりすると、辛いんですよね。
そんな日は思い切ってトイトレを休んでオムツにしてしましましょう。怒るよりいいです。
プレトイトレを進めるための保健師おすすめグッズ
トイトレは短期決戦。プレトイトレのうちに、便利グッズを徹底的にそろえてトイトレに挑みます。
トイトレおすすめグッズ① おまると補助便座一体型のもの
はじめからトイレの補助便座を使うという方法もあります。
まずは座って用を足すことを身に着けるため、まずはおまる、それから補助便座に替えるのがおすすめです。
災害時にも、役立ちます!
こちらのリッチェルのおまるの特徴はこんな感じです。
- 補助便座としても使える
- 持ち手があるので安定して座れる
- おしっこハネ防止ガードがある
- シンプルデザインでお手入れしやすい
- キャラクターものではないのでおまるからトイレの移行がしやすい
トイトレおすすめグッズ② おまるシート
おまるを毎回洗い流す必要がなく、シートを捨てるだけで処理が終わります。
トイトレおすすめグッズ③ 踏み台
必要な条件はこれです。
- 安定感がある(一番大事!)
- 高さ調整ができる
- 大人もじゃまにならない
- トイトレ終了後も踏み台として使える
トイレがスムーズに体への負担をかけずにするためには、安定した姿勢が大切です。
食事の時と同じように、足がしっかり板について、踏ん張れるものを用意します。
おすすめはこちら。
トイトレおすすめグッズ④ トレーニングパンツ
いきなりパンツを使って不快感をわからせる、という方法もあります。
ただ、汚したあとの処理に追われてストレスにならないよう、トレーニングパンツをたくさん用意することにしました。
もちろんキャラクターのパンツで子どものやる気を引き出します。
トイトレおすすめグッズ⑤ 脱いだり着たりしやすい大きめの服
自分でも脱いだり着たりしやすい、大きめのゆったりした服を用意します。
トイトレに慣れるまでは、家の中ではズボンなしで過ごします。
股にスナップがついたカバーオール、赤ちゃんらしくて可愛かったのですが、ついに卒業です。
トイトレおすすめグッズ⑥ ハンドタオル
子どもが使いやすいように、進んで手を洗うように、小さいサイズのキャラクタータオルを用意します。
これもおまるやトイレに座ったあとのごほうびの一つです。
衛生面からも、大人と子どものタオルは分けたほうがいいです。
こちらのタオル、ディズニーで全部柄が違って大容量でコスパ最高です。選ぶのが楽しくてトイトレがはかどりそうです。
トイトレおすすめグッズ⑦ トイトレ用の絵本(ノンタンなど)
おまるやトイレで出ない時も5~10分は座らせて慣れることが大切です。
座っているあいだに子どもが退屈しないように、絵本を用意します。
トイレに慣れていくよう、トイレに関連する絵本を選びました。
おすすめは「ノンタンおしっこしーしー」。動物たちがニコニコ笑顔でトイレしている様子に、引き込まれるようです。イラストもマネしやすそうですね。
トイトレおすすめグッズ⑧ キャラクターのイラストやポスター
子どもの好きなキャラクターのイラストの描かれたポスターをトイレに貼り付け、「○○がトイレで呼んでいるよ!」とトイレは楽しい空間だと感じさせます。
トイトレおすすめグッズ⑨ ごほうびシール
おまるに座れたとき や おしっこやうんちができたとき、
シールをあげてたくさんほめ、やる気を伸ばします。
ものでつるのはOK。そのうち、なくても自然とトイレに行けるようになります。
トイトレおすすめグッズ⑩ シール台紙(無料ダウンロードも手作りもOK!)
シールはその場ですぐにごほうびシールを貼り付けます。
こうすることで、これまでのがんばりがまとめて見られるので、子どもにもわかりやすくなります。
ネットで検索すると、無料でダウンロードできるメーカーのものもあるようです!
トイトレおすすめグッズ⑪ ぞうきんやタオル(床拭き用)
おもらしに対応するため、多めに用意しておきます。
トイトレおすすめグッズ⑫ 蓋つきバケツ
時短のために、おもらしをしたパンツ、床をふいたタオルやぞうきんは、液体洗剤と水につけておき、あとでまとめて片づけると楽です。
このオムニウッティ、こどもが開けにくく、イス代わりにもなります。
おむつ用ゴミ箱としても人気です。
トイトレおすすめグッズ⑬ 消臭剤
おしっこやうんちの臭いに特化したこんな商品があります。
介護業界でも使用されているメーカーの商品で、匂いが気になるときにおすすめです。
トイトレおすすめグッズ⑭ タイマー
トイレに集中して座れないとき、「タイマーがなるまで座ろうね」と声掛けをします。
トイトレおすすめグッズ⑮ トレパンマン ~どうしても失敗したくない時に
トイトレでは、寝るとき以外は、常にオムツではなくパンツにすることがおすすめされています。
理由は、オムツに一度もどすと、親も子どもも楽になってしまい、トイトレが進まなくなるからです。
しかし、電車での移動など、長時間トイレにいけないときやどうしても失敗したくない場面もあります。
そんな時の助けになるのがトレパンマンです。
トレパンマンでは普通のオムツよりも10倍の濡れた感覚があるようです。
オムツには戻したくないけど、どうしても失敗できない時に最適です。
ちょっと高いのが難点ですが、そのぶん安心でき、試してみる価値はありそうです。
他に、
- 布パンツの上に紙おむつを履く
- パンツにおしっこ吸収パッドを貼る
という方法もありますが、漏れにくさ+手軽さはトレパンマンのほうがいいいようです。
プレトイトレの進め方で参考にした本
まず参考にしているのはこちら。ジーナ式ネントレでも有名な方の本です。
プレトイトレ進め方のまとめ
暖かくなり、2歳ごろになったら、いよいよ本格的なトイトレをはじめる予定です。
Twitter、Instagramではリアルタイムでトイトレの様子を報告するつもりです。
はたして成功するのか、ぜひフォローよろしくお願いします!
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