保健師だって育児は大変!妊娠前から知りたかったことばかり
妊娠中、小さくてかわいいベビー服を用意し、部屋の配置を考え、キラキラした出産準備をしながら、赤ちゃんのいる生活をただただ楽しみに待ち望んでいました。
辛い唾液つわりをなんとか日々ごまかし、出産や育児への漠然とした不安な気持ちもありながら、「子どもが生まれたらいそがしくなるよ」という周りの声を聞いて、なるべく楽しいことだけを考えようとしていました。
一日がかりの陣痛を乗り越え、ついに出産。
眠たい頭とボロボロの体で、助産師さんにたくさんのことを詰め込まれ、これから赤ちゃんとうまく生活していけるか不安なまま、ボーーーーーーッとする頭であっという間に退院。
お家に帰ってからの生活。
もう授乳していいのかまだ授乳しなくていいのか悩んだり、おむつ替えに失敗したり吐き戻したりで何度も洗濯したり。特に辛かったのは夜。赤ちゃんも私もお互い眠たいのに眠れない。どうしたらいいの?
それでもとにかくやらなくちゃ、という気持ちだけで毎日を繰り返す。私だけではなく、どんなパパもママも、みんななにかしら悩みながら、初めての育児をスタートしています。
保健師をしていて思うことは、「これは絶対にこうしたい!」と一生懸命に頑張っているパパやママほど、子どもが成長するにつれて、疲れていく様子が見られます。
リアルなママ友がいなくても大丈夫!ネットやSNSの情報にまどわされないで
転勤でやってきた新しい土地で出産したため、正直私も身近にママ友はいません。
核家族化や外出自粛の影響もあり、孤独に子育てをするパパママは増えています。
赤ちゃんが産まれて、さらに気軽におでかけできない。
お家でスマホをさわる時間が増えて、目につくのはインスタなどのSNS。
キレイに片づけられた広いお家や、色とりどりの離乳食。
成長のこと、お世話のこと、ねんねのこと、知育のこと・・・
たくさんの便利なベビー用品の紹介。
情報が多すぎて、どれを信じていいのか、不安になる。
子育てはそれぞれ違うものなのだから、比べるものではない。
それでも自分の子どもと歳の近い子の様子が気になってしまう気持ち、すごくよくわかります。
ですが、SNSは、完全に個人の経験だけによるものや、不確実な情報だらけ。
頑張っているパパママが、あいまいな情報に振り回され、時間を無駄にしてほしくない。
大人がそれぞれ違うように、子どももそれぞれ違うことをわかってほしい。
周りと比べずに、家族に合った子育てをしてほしい。
そんな思いもあり、サイトを立ち上げました!
保健師さんと健診や家庭訪問で話をするの、私も緊張します
健診で保健センターに来られる赤ちゃんとママ。
時間に間に合うように、お昼寝もご飯の時間もずらして、しっかり用意。
それなのに、長い長い長い待ち時間・・・。
赤ちゃんはぐずぐず、相手をするママもぐったり。
「保健師ってどんなことをしてくれる人?」「保健師さんに何を相談したらいいの?」「お医者さんや看護師さんと何が違うの?」
せっかくの相談時間も、自分を試されているようで、本音で話せない。
お家に帰って、保健師に言われたことを思い出して落ち込む。
私自身も、「保健師だから育児はできて当然」と思われていそうで、保健師さんとの電話ですらとても緊張します。
このブログでは、堅苦しさ一切なし。
仕事で学んだこと以外にも、自分の育児のこともありのままに書いていきます。
返事は遅くなるかもしれませんが、コメントなども気軽にしてもらえると嬉しいです。
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